世の中は行動した人が勝つ。英会話できると人生圧倒的有利!
オーストラリアにいるとき、生活のためにレストランで働いていました。
日本人夫婦が経営するレストラン。
そこのオーナーとオーナーの奥さんは当然英語が話せる。
すごく上手い英語、というわけではないけど、レストランをやっていくだけの英語力はある。
彼らはアルバイトの日本人に「なぜオーストラリアに来たのか?」と聞いていました。
私は、
「英語を身につけ、英語を使って働きたいから。」
と答えていたのですが、オーナーは私に対して、
「俺は、英語はコミュニケーションの道具だとしか思っていない。」
「勝手にやってくれ。」
といつも答えていました。
すごくすごく嫌味っぽく。
聞いてきたのはそっちでしょう?
「今はお前より俺の方が英語が上手い。
しかし、やがてお前の方が英語が上手くなるだろう。だが俺はなんとも思わない。
なぜなら、俺にとって英語は単なるコミュニケーションの道具だから。
どうぞ、ご勝手に英語を勉強してください。
私はレストランの経営で忙しいから。勝手にやってくれ。」
という意味です。
実際にそのように言われもしました。
オーナーに「英語を教えてください」なんて、一度も言ったことは無い。
何で単なるアルバイトにこんなことを言うんですかね?
英語を学ぶために英語圏に住むって、おかしなことじゃないでしょう?
英語を身につけて英語を使う職に就くって、そんなに悪いことなんでしょうか?
実際、オーナー自身もそうしているじゃない。
聞かれたから答えただけなのに、本当に理解に苦しむ発言。
それでいてオーナーは私以外の英語が上手く話せない日本人アルバイトに、
「オージーのウェイターに話しかけろよ。いつまで経っても英語が話せるようにならないぞ。」
とニヤニヤしながらしつこく言ってました。
要は、自分より下の人間を捕まえて優越感に浸りたいタイプの人間。
英語を学ぶという強い意志を持った私は目の上のたんこぶ的な存在で、
英語がいつまでも苦手な日本人をそばに置き、
それはそれは人生最高の喜びに満ちた表情を浮かべる。
お世話になった職場で私の仕事ぶりも認めていただいていたのですが、
英語を学ぶということに関してだけは良い気分にはなれませんでしたね。
何かを志す時、かならず否定的な意見を持つ者が出てきます。
その人があなたの目の前に現れるかどうかは分かりませんが、どこかにいます。
こんな時、誰かに相談すると、
「気にするな。」
という答えが返ってきますね。
求めているアドバイスはそういうことじゃないし、
そう言われたところで何も解決しないんだけど、
実際それしかなかったりします。
だからできるだけ最初から心の準備をするべきですね。
(関連記事:『ドリームキラーを遠ざける』のは、英語を上達させるために必要なことの一つです。)
自分の志を邪魔するであろう人に自分の志を話す必要はありません。
目標に向かって邁進する。
何が悪いのでしょう?
英語を学ぶのに、何も悪いことはありません。
英語を身につけたいと思う人は必ず英語を身につけてください。
馬鹿にしていた人たちは手のひらを返して言います。
「出来ると思っていた。」
「頑張ってたからね。」
「信じてたよ。」
「協力してあげただろ。」
行動に移した人だけが自分のステージを上げることが出来ます。
世の中は、行動に移した人だけに『結果』があらわれる。
その『結果』を武器に、更に『次』に進むのです。
誰かを負かすということは考える必要はないけど、
行動に移した人だけが勝つ仕組みになっています。
自分の下を見つけて安心したり、
上手くいかない人を見て優越感に浸るような人生を送りたいですか?