ボケ防止で英語の勉強を始める高齢者の残酷な明暗
以前、英語を話すことが頭の体操になってボケ防止に効果的だとテレビで紹介されました。
その影響で英語を勉強する高齢者が増えています。
そしてなんと、ボケ防止で始めたのに英会話を習得してしまうご老人も出てきました。
実は今、英語を話せる高齢者が急速に増えています。
しかし、効果的な勉強法がわからず、費用を浪費したうえ挫折する人が多いのも事実。
ボケ防止として始めた英語の勉強に関して、
「英会話を習得した上、認知症とは無縁の充実した人生を楽しんでいる人たち」と、
「お金と時間を失い、ボケ防止効果も感じられず、
期待した英会話習得も完全にあきらめて老後を迎える人たち」
の二極化が進んでいるようです。
残念ながらボケ防止も英語もあきらめて老後を迎える人たちの方が圧倒的多数です。
日常生活に支障をきたす認知症高齢者の数と比率
現在、日本の人口の4分の1以上が65歳以上の高齢者です。
80才以上が1000万人台(約8%)、
2016年9月13日時点で100歳以上が6万5692人ご健在です。
高齢者の人数と人口に占める割合は今も増加しています。
【参考 100歳以上の日本人】
1964年 191人
以下、突破した数
1974年 500人
1981年 1000人
1998年 10000人
2005年 25000人
2012年 50000人
2015年 60000人
2016年9月 65692人
※年間3000人以上のペースで100歳以上の人口が増え続けている。
厚生労働省は2010年の日常生活に支障をきたす認知症高齢者が280万人に上り、
65歳以上の人口に対する比率が9.5%であったと公表しています。また、
2015年に345万人(10.2%)、
2020年に410万人(11.3%)、
2025年に470万人(12.8%)
にも上る見込みであることも発表しています。
現在、介護のため仕事を辞めざるを得ない介護離職者が年間10万人おり、年々増えています。
その多くが働き盛りで収入も多い40代〜50代の管理職や中堅クラスが多く、
社会にとっても家計にとっても大きな損失となっています。
英語の勉強がボケ防止に効果的なワケ
なぜ、英語がボケ防止に効果的なのでしょう?
それは、英語を話すことで脳に良い刺激を与えるからです。
これは、ストレッチをやるのと似ています。
これまで使っていなかった筋肉を使うことで、
身体に良い刺激を与え、血行が促進されるのと同じです。
日本語しか使わなかった人が英語を聞いて話すことで、
これまで使っていなかった脳の部位に血流が促されます。
そして、英語を話すために自然と考えるようにもなります。
結果、良い頭の体操となりボケ防止になっているのです。
ボケ防止に役立つ英語学習
英語を聞いて話すことがボケ防止に効果的だということがわかっても、
学校で習った英語などすっかり忘れてしまい、
いまさら勉強を始めるには敷居が高すぎると感じるている人も多いようです。
でも安心してください!
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