今の「習いに行くところ・教えてもらいに行くところ・説明を聞きに行くところ」という受身学習の意識がなくならなければ。

英会話スクールのあるべき姿

英会話スクールのあるべき姿

英会話スクールは基本的に中級レベル以上の英会話力がある人、

 

あるいは初心者で文法がメチャクチャでもどんどん英語を話したい人が通うところになればいいな、

 

と思っています。

 

 

 

つまり、「英語を習いに行くところ」というのではなく「英語を話しに行くところ」になればいい。

 

 

 

 

今は

 

1..初心者が英会話を教えてもらうために通う。

 

2.初心者が講師と英語を話すために通う。

 

3..中級レベル以上の方が英会話力を維持するために通う。

 

4.かつての英会話力を取り戻すために通う。

 

 

という人がほとんどで、中でも 1. の人が多いでしょう。

 

 

 

もちろんそういうのを頭ごなしに否定したいわけじゃありません。

 

 

でも、現実的に 1. の「教えてもらうために通う」方々、

 

高い費用を払ったけどいつまで経っても英会話できないってケース、多くないですか?

 

 

 

 

 

原因はいろいろあるでしょうけど

 

やはり自分でどんどんアウトプットしていかなければ「話せるように」なりませんね。

 

 

 

 

 

例えるなら、歌とかカラオケのようなもんですかね。

 

ヘタでも人前で歌える人っていますよね。

 

そういう人がどんどんカラオケで歌ってたりすると、結構うまくなったりする。

 

 

一方、楽譜は読める、楽器はできる、と言う人でも歌えない人いますよね。

 

 

 

 

「教えてください」っていうよりCDを聴いて自分でも歌ってみる。

 

そしてカラオケに行って人前で歌ってみる。

 

カラオケは歌いたいから行くところ。

 

 

 

「自分は初心者だから歌を教えてください。聴いています」って言って、

 

自分で歌おうとしない人はいつまで経っても人前で歌えない。

 

 

 

 

英会話に話を戻すと、アウトプットする準備が出来ていないのにスクールに通い続けても、

 

時間と費用がかさむだけで、あまりに非効率的だということ。

 

 

 

 

英会話スクールは講義を聞きに行くところじゃなくて、

 

英語を話したいから話相手を求めて行くところになればいい。

 

 

・とにかく何か英語で話してみたい。

 

・覚えた英語を試してみたい。

 

・英会話力キープのため。

 

・英会話力のレベルアップのため。

 

・英会話力が落ちていないか確かめるため。

 

・寂しい・・・英語使うから話し相手になって・・・

 

 

とにかく「英語を話したい」という人なら誰でも話せるという環境がたくさんあればいいな。

 

 

今の「習いに行くところ・教えてもらいに行くところ・説明を聞きに行くところ」という

 

受身学習の意識がなくならなければ。

 

 

 

 

スクールっていう名前がいけないかもしれません。

 

学校のイメージってありますよね。

 

じゃあ、どういう名前がいいかな。

 

 

 

英会話サロン。

 

なんかダサいか。しかも既に存在する?(「ダサい」が死語か?)

 

 

英会話バー。

 

未成年と酒に興味ない人が通えない。これも既にありそう。

 

 

英会話広場。

 

どっかの自治体主催ですか・・・?これも既にあるんでしょうね。

 

 

 

まあ、名前なんて今決めなくてもいいし、既にそういう場所がいくつかあるのは知ってますが、

 

もっともっと増えて、みんなの意識も変わって、そしてすごく安く気軽に利用できて・・・

 

 

 

 

日本人が英語が話せない理由はいくつもありますが、

 

大きな理由の一つは 「英語を話す必要がないから」 です。

 

あらゆるものが日本語に翻訳されていたり、

 

政治的に単一民族で島国だから英語を話す必要がないからです。

 

 

 

 

これはとても素晴らしいことで、そのおかげで日本語だけで生活できる環境が整っている。

 

でも、国民が英会話力をつけることを考えたら、すこし手を加えなければならない所があるということ。

 

 

 

 

カラオケの普及で日本人が人前で歌を歌えるようになったように、

 

戦後小学校・中学校にプールが出来て泳げる人が増えたように、

 

英語も「実際に話す」ということを意識した環境があれば

 

日本人の英語力アップに役立つのではないでしょうか。

 

 

 

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