生徒役は高橋真麻さん、スキットの主役は英語が得意な女優の野村佑香さん

2015年3月30日から始まったNHK Eテレ「おとなの基礎英語」はとても良かったですね。

 

以前までの坂下千里子さんが3シーズン連続で生徒役で出演したのも良かったですが、

 

もっと良かったです。

 

半年で終了というのが惜しいですね。(再放送あります!)

 

 

 

松本茂先生と太田エリーさんが引き続き出演。

 

ジェイソンは残念ながら出ませんでした。

 

生徒役はフリーアナウンサーの高橋真麻さん。この3人がスタジオ出演。

 

 

 

 

スキットは旅行雑誌記者が世界を取材するストーリーで

 

女優は肘井美佳さんに代わり野村佑香さんが出演。

 

肘井美佳さんのスキットはとてもおもしろかったので、非常に評判が良かったですね。

 

ものすごく英語も上手で、セリフも「自分の言葉」という感じで感情が伝わってきました。

 

野村佑香さんは大きなプレッシャーの中、撮影に挑んだことでしょう。

 

スキットでの登場なのですべて台本通りでしょうから何とも言えませんが、英語力は高いと思います。

 

発音を聞いた感じでは、「母国語が英語」というより、勉強して身につけたのだと思います。

 

 

 

 

「帰国子女じゃないとムリ」とか「ハーフじゃないとムリ」という人がいますが、そんなことはありません。

 

肘井美佳さんや野村佑香さんのように勉強して英語力を上げた人は、

 

英語学習者に大きな勇気を与えますね。

 

 

 

 

基本的には、コント仕立て(?)のスキットをスタジオの3人が見て

 

そこから英語のフレーズ、特に旅行で役立つフレーズを学んでいくという形式でした。

 

 

 

 

もちろん、旅行だけにしか使えない表現ではなく、日常に応用可能。

 

サイパン編から始まっており、世界の様々な英語が聞けるところも、

 

おとなの基礎英語の優れた点です。

 

このシリーズではマレーシアやシンガポールにも行きました。

 

 

 

 

番組の最後に松本先生が言う英語のことわざもタメになります。

 

最初の頃に、エイミーさんも知らないような、かなりレアなことわざも教えてくれましたね。

 

(そのレアなことわざを忘れてしまった自分が恥ずかしい・・・)

 

私が一番気に入っているのは、ベンジャミン・フランクリンの有名なヤツ。

 

"Beer is proof that God loves us and wants us to be happy."

 

「神が我々を愛し、我々が幸せになることを求めている。この世にビールがあることこそが、その証拠だ」

 

私もビールを飲んでいる時が本当に幸せです。

 

最終回は

 

"All's well that ends well."

 

「終わりよければすべて良し」でしたね。

 

 

 

 

今回、特に良いと思ったところは

 

生徒役の高橋真麻さんが最初から発音が良く、どんどん上達しそうなところ。

 

前回のような週一のウィークリーレビューテストのようなものがなくて良かったのですが、

 

放送開始から2ヵ月ほど経過してサイパン編が終わる時、

 

復習する短いコーナーが突然始まりました。

 

でも、あまり長い時間を取ってなくて良かったです。

 

6月からは月一のペースで3問くらいやりました。

 

 

 

 

わずか10分の番組です。

 

出演者が一週間分のフレーズを覚えたかどうかなんてどうでもいいです。

 

そのタイミングで視聴者もテストしてみて

 

自分が覚えたかどうかを確認することはできたでしょうが、

 

2週間前のフレーズは覚えているのか?1ヵ月前のフレーズは?となると、

 

視聴者に任せるしかない。

 

だったらウィークリーレビューテストのようなものなど必要ないのでは?と思っていました。

 

 

 

 

坂下千里子さんは大好きですが、

 

英語が口から出てこない坂下さんの映像に時間を割くことが

 

時間の無駄遣いだとも思っていた。

 

 

 

 

生徒役ができた、できなかったで盛り上がっている映像は10分番組には必要ないと思います。

 

 

 

 

このシーズン4は高橋真麻さんに質問して、

 

うまく答えられないところは太田エイミーさんや松本茂先生がすぐに教えたり、

 

スキットで見られるものはスキットに移ったりしていました。

 

 

 

 

こう言っては失礼ですが、NHKの語学学習番組は変な作り方をしているものが目立ちます。

 

出演者に無理やり歌わせたり、躍らせたり、おかしなポーズを取らせたり、

 

不必要なクイズ形式にしたり、ゲーム形式にしたり、スタジオで変な芝居を演じさせたり、

 

先生が編み出したおかしな方法(文法の呼び方、エクササイズ、小道具、etc.)で学んだり。

 

 

 

 

本気で効率よく語学を習得するというより、

 

「なんとかして語学に親しんでもらおう」 「語学の楽しさを伝えよう」

 

というようなことを主眼に置いているような気がします。

 

 

 

 

そして、そういうところが空回りしているというか、

 

本気でNHKのテレビ講座で語学を習得しようとしている人が

 

あまりレベルアップできない、薄っぺらい内容になっているように思えて

 

非常に残念な気持ちになることが多いのですが、

 

今回のおとなの基礎英語は、内容が凝縮されている感があって非常に良かったです。

 

 

 

 

やはり外国語会話を習得したい場合は、映像と実際の会話をどんどん見て、聞いて、

 

適切な解説を交えてどんどん自分の口で発していくトレーニングが必要です。

 

 

 

 

おかしなゲーム形式にしたり、先生が編み出した独自の文法用語や変わった方法など

 

一切必要ありません。

 

 

 

 

英語の初心者が、本当に英会話ができるようになる英語講座がなかなか無い現状の中、

 

おとなの基礎英語は、シンプルでとても良い内容になっていると思います。

 

(半年ごとに順番で放送する「しごとの基礎英語」の方も同じく良いプログラムです)

 

 

 

 

ただ、勘違いしないでください。

 

この、わずか10分の番組を見るだけでは、何年がんばっても語学習得はできません。

 

絶対量が足りないのです。

 

週4回放送で半年。

 

毎回1つずつ番組で取り上げているキーフレーズをすべて覚えてもたった100フレーズ。

 

これでは英会話できません。

 

 

 

 

しかし、教材などで英語に慣れた上でおとなの基礎英語を見ると、とてもよく理解できるし、

 

自分の英語力の確認にもなります。

 

「おとなの基礎英語」と「しごとの基礎英語」は楽しみながら実力確認として見るのが

 

一番適した楽しみ方です。

 

 

 

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