英文の音読がうまくできない。リエゾンは分かる。どうすれば?
英語の音読がうまくできません。
リエゾンは理解しているし気合を入れて臨んでいるつもりですが、なんだかうまくいきません。
やる気もあり、時間もかけようと覚悟できているのですが、
うまくいかないからすぐに疲れるというか、面倒くさくなってやめてしまいます。
洋画を見ながらやっているのですが、自分ではうまくいかない理由が分かりません。
リエゾン以外で何が原因でしょうか?
息をたっぷり吸って、短めの英文を一気に音読してみてください。
その時、ネイティブが話すのと同じくらいのスピード(ナチュラルスピード)で音読するのがコツです。
実は日本人と英語圏の人たちとでは、言葉を話す前に吸い込む息の量が違います。
そよそ2倍の差があるとも言われており、そのため発音矯正をする際には
ネイティブスピーカーの呼吸の仕方を説明するトレーナーもいるほどです。
英会話では短めの文をたくさん使っているのですが、ネイティブはこれを一気にしゃべります。
ピリオドまでワンブレスでしゃべりきるのです。
ぜひ洋画などで確認してみてください。
ただしNHKのニュースなどを二ヶ国語で聞く場合は、
日本語に合わせて英語を話している(放送中の映像に合わせて原稿を読んでいる)ので
文章の途中で息継ぎをすることもありますが、
洋画や海外ドラマでは、よっぽど長いセリフでない限りセリフを一息で話しきっています。
日本語を話すときは句点で息継ぎをすることも多いので、このあたりは英語とは違いますね。
実はこういう違いが大きかったりします。
映像を見ながら発音のトレーニングをする場合は、口の動きだけでなく息継ぎも注意して見てください。
わりと簡単に英語の発音を上達させる方法は「モノマネ」だったりします。
お気に入りの俳優のセリフを完全にマネするのが、実は一番良い方法でもあります。
戦場カメラマンの渡部陽一さんは、
大ファンであるトム・クルーズが主演している映画「トップガン」のセリフを徹底的に覚えることで
英会話の練習をしたと公言しています。
是非、大好きな俳優を見つけ、話し方だけでなく息の仕方までマネしてみてください。