英会話習得には民族的な向き不向きがあるのでは?
英語習得には向き不向きがあるのではないでしょうか?
例えばアメリカ人、イギリス人、オーストラリア人、カナダ人など英語を話す民族の
脳(の働き?)が英語に向いているから言語(文化)として英語が定着したとか、
アゴの骨格や舌の長さ(大きさ)などが英語独特の(巻き舌みたいな)発音に向いているとか。
民族的な向き不向きなんてありません。
民族としての脳の働きやアゴの骨格、舌の形状などを気にするとういのは、もはやギャグです。
読売ジャイアンツ終身名誉監督の長嶋茂雄氏がアメリカに行ったとき、
「アメリカ人は大したもんだなぁ。子供まで英語が話せるんだから!」と言ったという話がありますが、
英語圏の国や地域の人は全員英語を話します。
生まれた時から英語の環境なので当然です。
英語の環境ではない日本で生まれ育った人でも、
正しくトレーニングすれば英語(たいていの外国語すべて)は身に付きます。
民族としての「向き不向き」などという概念はばかばかし過ぎます。
やる気が起きない、あるいは学習の成果があらわれないから
「向き不向き」という言葉を使って英語習得を諦めようとする人がたくさんいますが、
後付けの言い訳です。
世界中の人が母国語以外に英語もマスターしているのに、
日本人だけは(私だけは)向いていないから身に付かない、と考える事自体、
ムリがあります。
英語が身に付かないのはトレーニング方法(学習内容)に問題があるからです。