英会話で「聞こえない」と言われる。伝わらないのはなぜ?


英語を一生懸命話してみるのですが、なかなかうまく伝わりません。

 

だいたいいつも相手から "I can't hear that."(「聞こえない」)

 

というようなことを言われているようです。

 

 

私はあまり大声を出す方ではありませんし、

 

英語で会話している人たちだって小さい声で話すこともあるはずです。

 

私の発音の何がいけないのでしょうか?

 

やはり大声を出さなければ英会話は伝わらないのでしょうか?

 

 

 


大声を出さなくても英語は通じます。

 

stress を意識して発音してみてください。

 

声の大きさが以前と変わらなくても通じるようになります。

 

 

 


当然、聞こえないくらいの声量では通じるはずはありません。このことについての説明は必要ありませんね。

 

声量が充分なのに通じないなら、stress を意識してみてください。

 

 

stress(ストレス) とは、他より大きめに強く発音する音節のことです。

 

辞書で音節が2つ以上ある単語を調べると、太字で表記されている音節があります。

 

例えば、"im・por・tant" となっていて、"por" の発音を強く発音するということです。

 

太字ではなく上部、あるいは発音記号の該当文字の上に点が付いてるものもありますね。

 

 

このように「強調する部分」に注意して英語を話してみましょう。

 

日本人はこれが非常に苦手です。

 

なので、少し大げさにするくらいで丁度い良いかも知れません。

 

 

stress は文の中でも使われます。

 

強調したい単語、重要な単語を強く大きく発音すればいいのです。

 

例えば下記の文章の太字の部分を強く発音すると、

 

途端にネイティブっぽい話し方になり伝わりやすくなります。

 

"I want you to finish this work by tomorrow."

 

 

stress をうまく使うと伝わりやすくなり、ネイティブの話し方に似てくる上、リスニング力も上達します。

 

 

 

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