英会話習得のコツは○○を目指すこと。間違えると挫折の原因
英語を身につけるために重要なことは目標を設定することです。
ただし、高すぎるのはいけません。挫折の原因になります。
「ペラペラになって自由に海外旅行する」
というのは少し修正しましょう。
なぜなら、ペラペラにならなくても自由に海外旅行できるからです。
「基本的な英会話をマスターして海外一人旅」
こんな感じで実際に海外に旅行する回数が増えていくと、
どんどん上達して本当にペラペラになります。
「帰国子女なみに話せるようになって語学力を生かして就職する」
これも帰国子女なみに話すことを先に持ってくるのではなく、
「ネイティブと少しでも会話できるようになる」というところから始めて、
たくさん経験を積むことで語学力が付き、就職に生かせる可能性がどんどん高まります。
「海外で生活する」
実はこれがすごく多いのですが、99%挫折します。
日本は便利で、何でもある国です。
その日本を出るという場合、どの都市に住みたいのかが明確になっていないと
漠然としすぎていて語学習得のモチベーションを維持できないのでしょう。
しかも、ある程度の都市なら世界のどこでも日本語だけで生活できていしまいます。
「通訳や翻訳の仕事をする」
イメージが先行しすぎているのでしょう。
何年か前のドラマで有名な女優が翻訳家をエレガントに演じたとか。
目指すことを頭ごなしに否定することはしませんが、
もっと近いレベルを目指して、達成したら次のレベルを目指すという方が
挫折しないで済むでしょう。
やがて通訳や翻訳についても、どういうものかわかってくると思います。
「外国人のための日本語教師になる」
これも実はものすごく多いです。
日本人だから日本語なら教えられると考えるようです。
ハッキリ言います。
日本語教師はメチャクチャ難しい職業です。
私が初心者に言いたいのは、
外国語をマスターするということにおいて、高すぎる目標は挫折を招きやすいということです。
高いところを目指せという人もいますが、
あまりにも多くの人が挫折するのを見てきたので、
大きな目標だけを目指すのはすすめません。
少しずつステップを上がっていくこと、そしてそれを継続していくことが重要です。
マスターした人はみんなそうしています。
最終的に高いところを目指しているとしても、それとは別の小さな課題を着実にクリアしています。
初級レベルはまず中級レベルになることです。
これが最重要です
実は、中級まで上がると色々なことができるようにあります。
洋画を見るだけでもセリフが聞き取れるので、ここで満足する学習者が出てくるほどです。
趣味の映画鑑賞が英会話トレーニングになってしまう。
俳優のマネをして話してみると、意外とネイティブに通じたりします。
ここまでくると、英語が話せない人からはペラペラに見えています。
成功の秘訣は色々あるでしょうが、
英語習得に関しては小さな成功体験を積み上げるのがコツです。
まずは中級レベルになること目指してください。
その先にある大きな目標も現実味を帯びてきます。