英会話習得で最も必要で効果的な勉強法
多くの日本人が誤解していますが、実は英会話ができるようになる方法は簡単で明確です。
よく使うフレーズを覚えればいい。
それが使える英語表現なのです。
つまり、ネイティブが日常の会話でいつも使う言い方をできるだけたくさん覚えてしまえばいいのです。
これに気づいた人だけが英会話をマスターし、
気づかず英単語だの英文法だのムダな努力をしている人が、いつまでも苦しみ続けています。
ただし誤解しないでください。
頻出する成句を無数に暗記し、
会話するたびにそのうちのどれかを瞬時に記憶の中から引き出すということではありません。
自分の記憶の限界に挑戦する、
あるいは記憶力が良いかどうかという意味での頭の良さで決まるということではありません。
たくさん覚えていくと脳が慣れていきます。
英単語だけを覚えているのとは違い、語順にも慣れていきます。
すると、スポンジのように吸収できるようになっていきます。
これが最大の目的で、もっとも重要なことです。
脳が慣れてくると、
新しく目にする、あるいは耳にする言葉が簡単に脳にインプットされるようになります。
それを口に出して言う回数が多ければ多いほど上手に話せるようになる。
たくさんアウトプットしていけば、やがて応用することも自然とできるようになる。
外国語は、そうして身につけていくもの。
インプット量とアウトプット量が多ければ多いほど、早く身につきます。
例えて言うなら、
料理を作るのに慣れている人が初めて見るレシピでもすぐに理解し
簡単に同じ料理を再現してしまうのに似ています。
だからよく使うフレーズを丸ごと覚えることが、使える英語表現を増やすことであり、
確実に英語ができるようになる最も効率的な方法なのです。