【藤田朋子】特技は英会話と公言するほど英語が流暢に話せる
東京都世田谷区出身の日本の女優。
1965年8月3日0時頃の生まれ 血液型A 身長158cm
ペットはフレンチブルドッグのブリトニー(メス)
ディズニーマニア
特技は英会話と公言するほど英語が流暢に話せるバイリンガルだが、
最近は「大体分かる程度」と謙遜している。
玉川大学文学部外国語学科卒業。留学経験は無い。
大学の卒業論文は「ビートルズとリバプールダイアレクトについて」
「世界で初めてのテーマで、世界的に大切な資料になっているはず」と本人が言う論文の内容は、
・4人ともリバプールの出身でどのような方言を話しているかを古い音声資料とBBC放送で話される発音とを比較してまとめた。
・メンバー4人が同じように訛っていたわけではない。
・比較的階級が高いと言われる人が住む地区出身のポールは比較的訛りが少ない。
・比較的階級が低いと言われる人が住む地区出身のジョージが最も訛っている。
・ジョージと同じ出身のリンゴは幼少期病弱だったためロンドンの病院に入院していたのでコックニー。
・ジョンはドイツやフランス、オーストラリアなどの訛りを真似してインタビューに答えている。性格があらわれている。
・後にジョージは訛りの無い言葉使いになっている。セレブになり付き合う人が高い階級の人ばかりになったのが原因。
子供の頃、セサミストリートを英語で見ていて英語に親しんだ。
中学からみんな一斉に英語を習い始めるので、後れを取ってはいけないと思い一生懸命勉強した。
英文法が理解できていないにも関わらず友達と英語だけで会話するという遊びをしていた。
また、中学時代にゴダイゴのファンになり、映画「キタキツネ物語」のサントラを担当していたゴダイゴの英語の歌詞を自分で訳していた。
ゴダイゴに関わることを調べるうちに作詞を担当していた奈良橋陽子さんを知り中学3年生の時に英語塾に入塾。文法を理解していなかったため夏休みの1ヶ月間英語で日記を書くことをすすめられ英文法を勉強した。
ビートルズ、特にポール・マッカートニーの大ファンでインタビューの仕事をしたこともある。歌詞カードを見ずに歌いたかったので、歌詞を聞いて覚えた。これが英語のスピーキング力養成になった。
英語を身につけて良かったと思うのは、海外旅行で不自由しないことと海外から来た女優・監督と通訳なしで話す機会を得られたこと。
女優としてのデビュー作ミュージカル「レ・ミゼラブル」の演出家がジョン・ケアード。オーディションの時から直接話すことができたのが大きかった。演出に関しても歌のシチュエーションなど直接交渉していた。通訳を介すときよりダイレクトに話してもらった方が自分には響くので重要だった。英語を習得して本当に良かったと思った。
現在、英語劇をやるときは英語で考える。メモも英語でとる。
英会話できるようになるためには恥ずかしがらずにマネることが重要だと言い、歌から覚える場合は最初は歌詞カードを見ずに歌うことをすすめている。「"Let it go." という歌詞を文字で読んでしまうと『レットイットゴー』と発音したくなってしまうが、聞いてマネすると『レリゴー』と言える。これが正しい発音なのだからそうしなければいけない。」
女優の川上麻衣子さんは玉川学園小学部・中学部の同級生で今でも親しい。
英語教育家でもある作詞家・演出家の奈良橋陽子さんの劇団に籍を置いたことが、女優として活動を開始するきっかけとなった。
1984年頃、大学在学中の十代で英語劇をやった。その時の助監督が故今井雅之さん。
1987年、ミュージカル「レ・ミゼラブル」の一般公募に合格し初舞台。
1988年、NHK連続テレビ小説「ノンちゃんの夢」でテレビデビュー。
1990年〜2011年、TBSドラマ「渡る世間は鬼ばかり」に出演。
2005年、アコーディオン奏者(蛇腹弾き)の桑山哲也氏と結婚。「てっちゃん」「トコちゃん」と呼び合う。一緒にステージに出演することもある。
2013年1月8日〜3月、乃南アサ原作のドラマ「いつか陽のあたる場所で」(NHK)出演。
2014年10月9日〜24日、舞台「華々しき一族」(三越劇場)に出演。
2015年8月22日公開の映画「向日葵の丘 1983年・夏」にアメリカ人と結婚したエリカ役で出演。
「はぐれ刑事純情派」「相棒」「土曜ワイド劇場」などの数々のテレビドラマのほか、映画、舞台、バラエティ番組、写真集、ラジオ、物書き、音楽活動(バンドのボーカル、夫桑山哲也氏との共演・トークショー)など、多方面で活躍中。