オーストラリアでアルバイト 人気のカフェでキッチンハンド
日本人がいないところで働いてみたくて、他のアルバイト探しもしました。
まず新聞。水曜日の新聞に求人情報が沢山載っていたので朝早く買いに行く。
そして求人情報の中から通えそうな場所で出来そうな内容のものに片っ端から電話。
でも、全部「Already done.(もう採用者が決まったので求人募集は終わったよ)」と。
新聞発売日の朝6時過ぎに電話しているのにですよ。
それを見ていた隣の部屋のパキスタン人が、
知り合いのカフェ(飲み物だけでなく、しっかりとした食事もできる)で
キッチンハンド(皿洗いやキッチン内の雑用などをする)を捜していると教えてくれて。
すぐにそのカフェに出かけて直談判。
「キッチンの中のすべての名前はわかるか?」
「料理の名前はわかるか?」などの質問に
全て"Yes."と答えまして。
後日連絡するといわれたので、
紹介してくれた隣のパキスタン人の部屋の電話番号を伝え(もちろん許可を得ていた!)、
スーパーに直行。
そして調理器具や野菜の名前を紙に書いて覚えましたね、採用を願いながら。
数日後採用の電話がきまして、晴れて採用!本当にうれしかったですね。
仕事はものすごくハードでした。
キッチン内の2つの大きいポリバケツが生ゴミでいっぱいになると、
2人の料理人が「早く捨てに行け」という意味で蹴り始める。
ポリバケツがいっぱいになる前に捨てようとすると、ゴミ袋がもったいないからそれはやめろと。
ポリバケツが大きいから、その中のゴミ袋を外に出すのに一苦労。
あふれそうなくらい入っているのでゴミ袋の口をしばるのに一苦労。
重すぎるので数歩ずつ進みながらゴミ集積所まで行くのですが、
ゴミを入れる大きな鉄の箱の入れ口が1.5メートルくらいの高さにあるので、
そこに入れるのに一苦労・・・
シンクの前でも大変。
カップや皿はマシンで、調理器具は手洗いで。
サラダのレタスを切る、ご飯を炊いてバターライスにしておく、
茹で上がったスパゲティを水でしめてオイルを絡める(こうして冷蔵庫に入れておくと数日使える)、
ビーフンを水でもどす、ハムをスライスする・・・とにかく忙しくて。
手も荒れましたね。
指紋にそってパックリ割れていく。こうなるとなかなか戻らないんですよね、人間の手って。
閉店までいて、最後はキッチン内の掃除。
そして40分ほど歩いて帰宅。途中、歩けなくなって座って休みながら。
それでも、自分で選んだことをやっていたので毎日充実していました。