演繹的思考法 えんえきてきしこうほう
演繹法(えんえきほう)とも言う。
一般的原理から論理的推論によって結論として個々の事象を導く方法のこと。
代表的な手法として、大前提・小前提・結論による考え方がある。
例えば、
大前提(一般的原理):「日本人は英語が話せない。日本人は英語が苦手。」
小前提(事実など):「日本の義務教育で英語を学ぶ。高校でも英語を勉強する。」
結論(その結果どうなのか?):「日本で英語教育を受けても英語ができるようにならない。」
『1と2を足すから3になる。』という考え方が演繹的思考法であり、
これが算数や数学を学ぶ理由の一つであると、
学校の先生が説明することがある。
例)
A:「武井壮って世界中の猛獣とシミュレーションで戦って、2万戦無敗なんだって!」
B:「えぇっ!じゃあ、生き物の中で一番強いのか・・・百獣の王じゃん!!」
C:『猛獣は強い』『武井壮は猛獣に勝つ』『武井壮は百獣の王』・・・演繹的思考法だな。
【比較】
帰納的思考法