【室伏広治(ハンマー投げ)】英語が流暢に話せるバイリンガル
静岡県沼津市出身の元ハンマー投げの選手。
アテネオリンピック金メダリスト、ロンドンオリンピック銅メダリスト。
1974年10月8日生まれ 血液型A 身長187cm 体重100kg前後
中京大学准教授も務める。
英語が流暢に話せるバイリンガル。
日本人の父親(室伏重信。ハンマー投げ前日本記録保持者。中京大学名誉教授)とルーマニア人の母親(セラフィナ・モリッツ。槍投げのルーマニアオリンピック代表)のハーフ。(両親は離婚している)
日本生まれ日本育ちだが、英語が堪能。
妹はアテネ五輪女子ハンマー投代表・女子円盤投日本記録保持者の室伏由佳。
身体能力が非常に高く、筋肉やパワーがケタ違いであることが知られており、猛獣や架空の生物とシミュレーションで2万戦以上して無敗で百獣の王を目指す武井壮氏からは、熊や象、虎やライオンなどよりも更に強く最も手ごわい対戦相手だと考えられている。
2012年、日本陸連の年間表彰「アスレティック・アワード」で最優秀選手賞(アスリート・オブ・ザ・イヤー)を受賞(2年連続2回目)。
日本選手権では18連覇中。
2013年8月、世界陸上モスクワ大会出場。6位入賞(78m03)。2011年韓国テグ大会では優勝(81m24)したが、連覇とはならなかった。
2014年3月17日、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の理事に就任。3月26日の理事34人の初顔合わせ時には「地元で最高のものを見せられればいいなとは思う」と現役に意欲的なコメントもあった。
2014年6月7日、第98回陸上日本選手権(福島 とうほう みんなのスタジアム)男子ハンマー投げ決勝で73m93(2位に6m以上の差)を記録し20連覇。
2014年10月、東京医科歯科大学の教授、および新たに設置する「スポーツサイエンス機構」のスポーツサイエンス長に就任。
2015年5月12日、28歳の日本人の一般会社員女性と入籍したことを所属先のミズノが発表。
2015年6月15日、1995年から20連覇中の陸上日本選手権を今季は欠場することを発表。世界選手権の選考会も兼ねているため世界陸上も欠場する。2016年のリオデジャネイロオリンピックに関しては2016年になってからコメントする予定。
2015年6月17日、日本陸連の理事に就任することが正式に決定。任期は2015年6月から2年間。現役の選手が理事に就任するのは異例。
2016年6月24日、第100回日本選手権に第1日目に出場し、12位(64m74)で決勝に進めず。「五輪や世界を目指す役割は終えた。体力の限界を感じた。第一線で活躍するのは、これが最後だと思う。寂しいがいずれこういう時が来る」とコメントし、41歳で事実上の引退表明。(2016年リオデジャネイロオリンピック参加標準記録は77m00)
【伝説】
・2005年のプロ野球の始球式で、野球未経験だが球速131km/hの速球を投げた。
・腕相撲でアームレスリングチャンピオンに余裕で勝った。(その場にいた武井壮さんがレフェリーを務めている)
・30m走のタイムはウサイン・ボルトより速い。
・100m走は10秒台を記録したことがあるらしい。短距離の専門ではないのでムダが多いフォームで走っての記録だった。
・高校時代、陸上競技のやり投げが未経験であるにも関わらず国体でエントリーし、当日の試合前に駐車場で小石を投げて感覚を掴んだだけで競技に出場し準優勝した(俳優・タレントの照英さんの証言。ショックを受け槍投げを諦めた)。この時に記録した68m16cmは千葉県高校記録。
・一度だけ出演したTBS系列の第8回スポーツマンNo.1決定戦(2002年)は参加者の運動能力が史上最高レベルと称されたが、圧倒的強さで優勝。以降、身体能力が高すぎて、スポーツNo.1を決めるバラエティ番組からのオファーがない。(番組スタッフの証言)
・第8回スポーツマンNo.1決定戦で10kgの樽を投げるガロンスローで8m25cm投げ世界記録。(元横綱の朝青龍関が現役時代に記録したのは6m00で大相撲記録。)跳び箱の競技では踏み切りに失敗しながら18段をクリア。
・握力測定で計器が壊れて計測不能になるくらい握力が強い。120kg以上だといわれている。
・ハンマー投げのトレーニングで、たち幅跳びで3m60cm以上飛んだことがある。(公式世界記録を超えている)
・個人種目で単独20回優勝。父の重信さんはハンマー投げで12回優勝、妹の由佳さんは円盤投げとハンマー投げで17回優勝しており、室伏家だけで合計49回優勝している。