リストラ 英語派生:Restructuring

仕事が少なくなったために従業員を解雇すること。整理解雇。

 

【由来】
英語のRestructuring(再構築)の略なので、英語本来の意味とは違う。

 

 

新年や年度初めの社員に向けた社長挨拶などで、「うちの会社は『人材』ではなく『人財』と書きます。皆さんが会社の財産なのです。」などと言っている会社も簡単にリストラをする。「俺達が財産だと言っただろう!財産を切ってどうするんだ!」という社員からの最もな意見は確実に無視され、「会社の人」より「会社の財(金額で表す利益)」の方が重要であった、ということが浮き彫りになるということが日本中で起きている。

 

若い社員に向かって、「これからはお前らが中心になってやっていかなきゃいけないんだぞ!」などと言っていた年配社員が、リストラされる者が出てきた途端に仕事を始めるという現象が多発している。椅子にふんぞり返っていただけの高給取りが突然仕事熱心になっても、移り変わりが激しい現場で仕事についていけるはずもなく、会社の厳しい現状が改善されないことが多いため、リストラ対象者を誰にするかで会社の命運が決まる。

 

 

2013年までのような大不況により、「若い世代を育てなければ自分(年配者)の立場は安泰」という考え方が問われているが、気づいた今は「時、既に遅し」となっていることを理解しなければその先は更に苦しくなっていく。

 

 

 

例)
年配社員A:「この不況をどう乗り切るか、意見を出してくれたまえ」

 

若手社員B:「あなたのような無能な高給取りをリストラすれば、簡単に業績は上がります」

 

若手社員C:「自分が無能な高給取りだという自覚もあるでしょう?もし希望早期退職の募集が始まったら、真っ先に申請を出すくせに。その方が会社のためだけど」

 

 

 

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