リベンジ 英語:revenge

復讐すること。報復すること。仇討ちすること。仕返し。

 

スポーツなどで、一度敗れたことのある相手と再戦して勝つこと。

 

再挑戦すること。

 

日本語の雪辱とほとんど同じ意味。

 

 

 

英語教師などは、「リベンジ」という言葉が日本語として定着したにも関わらず未だに「スポーツの再戦として使うのは誤り。正しくは復讐の意味。」などと言いたがるが、言葉を教える立場にあるのであれば、日本語の変化や若者言葉などをもっと学んで柔軟に対応するべきである。

 

 

英語の意味としては個人的な恨みなどの意味合いも含まれるが、日本でのカタカナ語のリベンジとしては個人的な恨みなどの意味合いは薄く、再挑戦という意味で使われることが多い。

 

日本では1990年代半ば頃に格闘技などの競技で使われることが多かった言葉だが、1999年に、大注目を浴びていた新人プロ野球選手の西武ライオンズ・松坂大輔投手が使ったこともあって(ロッテ戦に登板して0-2で敗戦した後「リベンジする」と宣言し次のロッテ戦で1-0の完封勝利することでリベンジを果たした)急速に一般に広まった。この年、カタカナ語として新語・流行語大賞に選ばれた。

 

ボクシングやK-1などで「リベンジ・マッチ」として宣伝されることもある。一度敗れた相手が勝利した場合、「リベンジを果たした」「リベンジを成功させた」と評価されるが、勝利できなかった場合は「実力が劣る」「弱い」などの評価をされてしまう。

 

 

例)
生徒A:「次のテスト、リベンジだな」

 

生徒B:「お前、毎回言ってるけど、いつになったらリベンジを果たすんだ?」

 

 

 

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