オリジナル 英語:Original
独自の。もともとの。何かに加工されたものの元となるもの。独創的。
独創性をオリジナリティと表現することもある。
コピーされる元となったもの。
曲や絵、小説などの作品のアレンジされる前のもの。元になったもの。
複数の要素を掛け合わせることでオリジナリティが高まる場合もある。
過去に存在していたものでも、現在で知られていなければオリジナルのものであると判断される場合もある。
「俺は絶対無二のオリジナルの存在だ」といきがる男の多くは、独自性の強い有名人にあこがれて、その人と同じようになりたいがためにそのようなことを言う傾向にある。そのため、スタート時点から『真似』をしているだけなので、まったくオリジナルではないということに周囲は気づいているが自分では気づいていないということが多い。
作品などがオリジナルかどうかは周囲が判断することなのに、自分からそれをアピールしている人が見られるが、本当にオリジナリティが高い物であれば速やかに認められ広まるはずである。いつまでも執拗に自作のオリジナリティを宣伝している時点で、『求められていない』、あるいは『言うほどオリジナリティが高くない』という可能性があることに気づかなければならない。『本当にオリジナリティが高く、良い作品なのに周囲が理解を示さない』という場合、自分は歴史上の天才と同じだと思い、時代が自分に追いつくのを待つことが必要かもしれないが、そのような人はめったにいないので、『自分は天才だ』などと勘違いしない方が良い。
本当にオリジナリティがあるものに対して、「それ、昔からあるよ。」などといいたがる者もいるが、そのようなことを言う者の多くは自分では何も生み出そうとしない人間であることが多い上、ひがんでいるだけなので無視して良い。
「今の時代、すべてのものが出尽くしている。」と言って、自分がオリジナリティがあるものを生み出せないことの言い訳にしている人もいる。そういう人たちは、他人の素晴らしい作品に対しても「以前からあるものの延長線上に位置する」などと言って、オリジナリティを認めようとしない傾向にある。
例)
料理人A:「独創的な鍋料理が出来た!これだけの素材を使っているからオリジナルだろ?」
料理人B:「これ、寄せ鍋ですね」