【空海】中国語は中国に行く前に習得、梵語は3カ月で読めた

774年〜835年

 

現在の香川県で生まれた平安時代の僧。真言宗の開祖。

 

 

 

中国語と梵語(サンスクリット語。古代から中世にかけてインドや東南アジアで使われた)が堪能だった。

 

中国語は中国に行く前に習得し、梵語は、長安に滞在した短い間にインド出身の僧侶から学び、
たった3カ月で教典を読めるほどになった。

 

日本人で初めて梵語を修得した人。

 

日本語に初めて「ん」の音・文字を加えた人。835年、空海が亡くなる年に加えられた。
例えば平安時代以前では「噛みて」といっていた言葉を「噛んで」というように、『M』の音だけでなく『N』の音を日本語に加えた。

 

日本語の50音順はサンスクリッド語の並びから作られていて、それを作ったのも空海。

 

ひらがなを作るきっかけになった文字を作ったと言われている。(ひらがなが作られたのは空海の死後、数十年が経過してからだという説がある)

 

いろは歌も空海が由来と言われている。

 

「あ・うんの思想」の「あ」というのは世の中の宇宙・世界のはじまり、「うん」というのは宇宙が収縮して種になってしまうことを表す。

 

真言宗の「真言」とは「本来の発音」という意味。

 

讃岐うどんも空海が由来と言われている。

 

 

「弘法筆を選ばず」の通り、かなりの達筆だったらしい。

 

 

 

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