外人 がいじん
外国人。
日本国内にいる外国人の略称であり俗称。
何気なく使ってしまう言葉だが、時として差別用語になるので使うときは注意が必要。
日本が島国であることを象徴するような言葉。
日本は単一民族国家であるという考え方が強いことを思い知らされる言葉。
20〜30年前と比べると、「外人」と言う人より「外国人」という人の方が多くなってきたように感じられる。
【平成24年の外人の数】
在留外国人数は165万6514人。
特別永住者数は38万1645人。
中長期在留外国人数と特別永住者数の合計は203万8159人。
特別永住者数の99%は韓国・朝鮮から、一般永住者は中国(台湾を含む)、ブラジル、フィリピン、韓国・朝鮮の上位4カ国で全体の3分の2を占める。
※中長期在留者とは、以下の6項目に当てはまらない人
1.「3カ月」以下の在留期間が決定された人
2.「短期滞在」の在留資格が決定された人
3.「外交」又は「公用」の在留資格が決定された人
4.(1)から(3)までに準じるものとして法務省令で定める人(「特定活動」の在留資格が決定された,、亜東関係協会の本邦の事務所若しくは駐日パレスチナ総代表部の職員又はその家族の方)
5.特別永住者
6.在留資格を有しない人
※特別永住者とは、平成3年(1991年)11月1日に施行された日本の法律「日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法」(平成3年法律第71号。略称・入管特例法)により定められた在留の資格のこと、または当該資格を有する者。
※一般永住者とは、一定の要件を満たして永住許可申請をし、許可され日本国に永住している外国人。平成23年の一般永住者数は598,440人。平成19年に初めて特別永住者数を上回った。
例)
A:「お前がこの国、アメリカに来て3年か。よく外人とうまくやっていけるな」
B:「ここじゃあ俺たちが外人だよ」