ホワイトデー

バレンタインデーにチョコレートなどをもらった男性が、そのお返しとしてキャンディやマシュマロ、ホワイトチョコレートなどを女性へ贈る日。

 

 

日本・韓国・台湾・中国の一部など東アジア各地にあるが、欧米ではこの習慣は無い。

 

起源は諸説あるが、全国飴菓子工業協同組合によると同組合が発案し1980年にスタートしたとされている。「ホワイトデー公式サイト」なるものも存在し、ホワイトデー普及に努めている。しかし福岡の老舗菓子店がバレンタインチョコのお返しとして白いマシュマロを売り出したのが起源で、その後、他の店がクッキーやキャンディなどを売って全国に広まったとする説も有力である。

 

 

「バレンタインデーに貰うのは当然だが、ホワイトデーにお返しをすることなど、人生で一度も考えたことがない」という男性が非常に多いので、女性は割り切る必要がある。無礼な男性にまともなことを要求すること自体無理があると悟って、気にしないで過ごすのが良い。しかし、「本当はホワイトデーのお返しを渡したいが、恥ずかしくて渡せない。みんなに見られるのが恥ずかしい。」という男性は以外といる。まあ、どっちにしろそのあたりの振る舞いで、男としての程度が計り知れる。

 

 

風水師の直居ユミリー(直居由美里)さんによると、「バレンタインデーにチョコをあげたからと言って見返りを求めるような愛は成就しない。そういう考え方自体が間違い。」「男性が思いを込めてお返しする場合はピンクの花を贈るのがベスト。うまくいく可能性が高まる。」と言っている。

 

 

ホワイトデーにお返しをしない男性の、「俺はお菓子業界の戦略には踊らされない。」などという、くだらない言い訳は無視すれば良い。バレンタインデーやホワイトデーはクリスマスなどと同じで楽しめば良い。グダグダした言い訳が多い男は大した仕事も出来ないことが多いので、「はいはい、そうでございますか。」と心の中で思っておけばいい。その男性に本気で反論したりすると、そいつの思うつぼなので相手にする必要はない。

 

 

バレンタインデーもそうだが、ビッグイベントになると必ず「実はうちが起源」と主張する団体が数多く出現する。

 

韓国では2月14日がバレンタインデー、3月14日がホワイトデー、4月14日がブラックデー(チョコを貰えなかった男性がジャージャー麺やコーヒー(両方とも黒い食品)を飲食する日)となっている。

 

バレンタインデーに本命チョコを貰っても、ホワイトデーにお返しする方法が分からない男性が存在する。多くは、「渡したいけどメールアドレスを知らないから呼び出せない。」「みんなの前で声を掛けるのははずかしい。」「みんなの前で渡すなんてありえない」などの理由が考えられる。そのような男性をどう思うかは女性の自由であるので、女性としては告白後の最初の見極めポイントでもある。

 

義理チョコに対して義理キャンディーを贈る男性もいる。このとき軽い気持ちで渡せばいいものを、「俺からの義理キャンディー返しで何か始まるかな」などと、限りなくゼロに近いことを考える想像力豊かな者も稀にいるが何も起こらない。

 

義理チョコのお返しは、ちょっとしたコミュニケーションの場となり良い影響を及ぼすことがあるが、そういう心配りが出来ないダメな男性が多すぎる。「お返ししようと思ったけど・・・」などという情けない言い訳がむなしいだけなので、女性側から始まったこのイベントには参加するべきである。

 

義理チョコを渡した女性の中に、「私は金を掛けた。ホワイトデーには色々貰えるはず。」「お金が勿体無いから義理チョコは一切あげない。だって男はお返ししてくれないから。」などと男性に聞こえるように言う女性がいるが、そのような言動は男性としては心の底からしらける。ただ単にそのイベントに参加しなければ良いだけで、特に声に出して言うことではない。

 

好きな女性からチョコを貰った男性が、本当に1ヶ月も待ってホワイトデーで初めての返事をしているかどうかは大きな疑問である。常識的に言って、好きな女性から告白されたら、すぐにOKを出したいのが男性の本音である。万が一その1ヶ月の間に何かが起こって他の男性と付き合い始めたら、ホワイトデーを待った側としては悔やんでも悔やみきれないはずである。よってホワイトデーに過度の期待をせず、お祭り的な要素を多分に含んだ暦の上でのイベントという関わり方をするのが良いと思われる。

 

 

例)
男性A:「あー、ホワイトデー、どうしよう。お返しに高価なバッグとかがいいかな・・・」

 

男性B:「義理チョコ貰っただけだろ。そんなに嬉しかったのか?」

 

 

【参考】
バレンタインデー

 

 

 

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