パワースポット 和製英語
地球上に存在する特別な場所を表す和製英語のため、
"Power Spot" などと表記しても英語として通じない。
気場、あるいはエネルギースポットなどと呼ばれることもある。
博物学者の荒俣宏さんは「大地の力(気)がみなぎる場所」「パワースポットといわれている場所は
世界遺産や国定公園などになっていることが多い。」と言っているらしい。
アメリカのアリゾナ州にあるセドナや
明治神宮にある清正の井戸
富士山
などが有名で、携帯電話の待ち受け画面にすると良いことが起こる、などと噂されているが、スタンプラリーのようにただ単にパワースポットに行ったというだけで人生が劇的に変化するかどうかは議論がわかれることろである。
日本中にある多くの神社などもパワースポットだという研究者もいるが、訪れる場合はその場所での礼儀などを無視してはいけない。
百獣の王を目指している武井壮さんは仕事が全然無かった頃、インド映画にエキストラとして出演するために現地に行った時、アクシャルダム寺院という、デリーにある世界一大きなヒンドゥー教寺院に行き、外壁も内壁も手彫りの彫刻で装飾された荘厳な景観に神のパワーのようなものを感じたらしい。日本に帰国した直後から「テレビの仕事がバンバン入るようになった。みなさんも一度行ってみては。」と語っている。
パワースポットめぐりを趣味としている人が、特に何も幸運が訪れていないように見えることが多々あるが、珍しいことではない。
パワースポットに行きさえすれば何もせずに人生がバラ色に好転する、と考えるのはいささか虫の良すぎる話ではないか。努力やスキルアップ、あるいは向上心など、正しい判断と行動が伴ってこそのパワーであると思われる。
例)
テレビレポーター:「今回ご紹介するパワースポットはこちらです!毎週パワースポットをご紹介していますが、今回は特にすごいパワーを感じます!」
視聴者:「このレポーター、何箇所もパワースポットに行ってるのに、なかなか出演時間や出演番組が増えないな。人気も上がらないし」