アバンギャルド 英語:advance guard フランス語:avant-garde

アヴァンギャルドとも表記される。

 

もともとはフランスの軍隊用語で、本隊より先に敵陣を偵察して奇襲する精鋭小部隊のこと。
やがて政治関連で革命運動などに使われるようになり、
第一次世界大戦後のヨーロッパの芸術の世界で最先端の芸術家や前衛芸術を指す言葉として使われるようになった。

 

もとが軍隊用語だったこともあり、今でも政治的なニュアンスを含ませる傾向にある。

 

前衛美術の世界では、シュールレアリズムや抽象絵画を指す。

 

日本映画界では寺山修司監督、若松孝二監督、大島渚監督などがアバンギャルドな表現者であったと評されることが多い。

 

現在では文学や演劇、音楽界など様々な分野にアバンギャルドな表現者がいるとされている。

 

現在では他に先んじて未知の領域を切り開いているとされるもの全般に使われる。

 

 

例)
A:「わたし、目玉焼きにマヨネーズ、七味、胡椒、ラー油をかけて食べるのが好きなの!」

 

B:「アバンギャルドな食べ方だね。」

 

 

【比較】
モダン

 

 

 

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