OL おーえる

【由来】
"office lady" (オフィスレディー、オフィスの女性)を略した言葉。

 

 

女性の会社員や事務員を意味する和製英語

 

英語本来の表現では "office worker" (オフィスで働く人)となる。

 

かつては若い女性会社員などを指して使われることが多かったが、年齢の定義はあいまい。

 

2000年代に入り、OLという言葉が差別用語であるという動きも出て、「女性従業員」などの表現に置き換えられている。特にテレビの東京キー局のアナウンサーは、すでにOLという言葉を使用しなくなっている。

 

 

事務的な作業を職業としている女性に仕事は何かと聞くと、「OLです。」と答える場合がある。すると、その仕事内容を問わず、なんとなく「ああ、そうですか。」と、会話が一旦途切れてしまう傾向にある。「OLって言っても色々あるでしょ。具体的にどういう仕事?」などと聞きなおしてしまうと、途端にめんどくさがられたりするので、詳細を探らず引き下がるのが得策の場合もある。

 

派遣や短期契約で色々な会社で事務職に就いている女性が、雇用形態がアルバイトであることを隠すために「ずっとOLやってます。」と答える場合があるが、特に気にすることではないので、「そうか、ずっとOLをやっているんだな。」と思っていれば良い。
その場合、契約が切れた直後に次の職場が決まっていなくても、「これからもずっとOLの仕事に就ける。」と信じて、「最近、休暇を取ってるんだね。」などと相手に合わせ、あせらず待つ度量を見せるくらいが丁度いい。

 

 

例)
男性社員A:「OLって何歳までの女性に使っていい言葉なのかな?」

 

男性社員B:「難しい問題だな。こちらからは"OL" って言葉を使わないようにしよう」

 

 

【類義語】
OG(オフィスガール)

 

 

 

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