WBC だぶりゅーびーしー

ワールドベースボールクラシック。

 

"World Baseball Classic" の略。

 

メジャーリーグ(MLB)や日本野球機構(NPB)などのプロ選手も含めた国の代表チームが戦う、
国際野球連盟(IBAF)公認の野球の世界一決定戦。

 

 

2006年3月に第1回大会が開催され、MLB機構が選抜した16の国と地域が参加。日本チームが優勝。

 

2009年3月に第2回大会が開催され、それ以降は4年に1度の開催が決定。日本チームが優勝。

 

2013年の第3回大会は世界から28の国と地域が参加。3連覇を期待された日本チームは準決勝で敗退。

 

 

【出場資格】
1.当該国の国籍を持っている。
2.当該国の永住資格を持っている。
3.当該国で出生している。
4.親のどちらかが当該国の国籍を持っている。
5.親のどちらかが当該国で出生している。

 

イタリア代表にはイタリア系アメリカ人が多数選出され、
オランダ代表にはオランダ領の野球が盛んな地域の選手が選出されている。

 

 

【第1回結果(2006年) 優勝:日本】
決勝戦:日本10-6キューバ    ベスト4:韓国、ドミニカ共和国

 

【第2回結果(2009年) 優勝:日本】
決勝戦:日本5-3韓国    ベスト4:ベネズエラ、アメリカ合衆国

 

【第3回結果(2013年) 優勝:ドミニカ共和国(史上初の8戦全勝優勝)】
決勝戦:ドミニカ共和国3-0プエルトリコ    ベスト4:オランダ、日本

 

 

アメリカ主導で大会が運営され、アメリカで決勝ラウンドが開催されるにも関わらず、多くのアメリカ人メジャーリーガーが出場を辞退したり、アメリカチームが決勝まで進んだことが無い(第2回大会で準決勝進出が最高成績)など、大会そのものに疑問を持つ野球ファンも多い。

 

『アメリカチームが勝つかどうかは関係ない。どこの国であろうと良い選手はメジャーリーグがスカウトする。つまり、アメリカ人のためにアメリカ国内で実施される、世界野球選手品評会である。』という噂もたっている。

 

WBCで使用されるボールが日本のプロ野球で使用されるボールと違うため、選手はいつも対応に苦しむ。特に投手は大きく影響されるため、大会中に実力を発揮できない場合も多い。このため日本野球機構(NPB)は、WBC対策のため2011年から『統一球』というものを日本プロ野球に導入したが、実際は革が違うためまったく別物のボールだったことが第3回大会で分かった。ボールの違いに苦しんだ選手の中には故障者まで出てしまい、大きな波紋を読んでいる。

 

【関連】
プレミア12

 

 

 

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