中学・高校の教科書の学習のメリットとデメリット

【メリット】
・以前使っていたものや家族のものを使用する場合、費用がかからない。

 

・地域格差なし。

 

 

 

【デメリット】
・今現在、これで上達していない。または、そもそも自分はこれで上達せずに大人になった。

 

・使わない表現ばかり学習しているような気がしてしまうため、学習意欲が保てない。
 例)"I am a boy." "Is this a desk? No,it'a chair." 応用すればいいのだが、「そんな会話の練習、必要?」と思ってしまう。

 

・これをやってもしゃべれるようにならないと自分で結論付けてしまう。

 

 

 

【結論】
・学校英語は会話のみに重点を置いているわけではないので、

 

大人になってから英会話を学習しようと考えた場合、有効な手段になりにくい。

 

・もしこれで出来るのなら学生時代に英語が得意だったのではないか。

 

 

学校に通っていない人が中学・高校の教科書を使って学習した場合、

 

英語ができるようになるという目的地にたどり着くまでを

 

移動手段『歩く』『走る』『乗り物に乗る』で例えるなら、

 

『歩く』 です。

 

そもそも授業無しで教科書だけの学習で英語がマスターできるのであれば、

 

学生時代にできるようになったはず。

 

他の学習との組み合わせを強くお薦めします。

学校で学ぶ内容

言葉は大きく分けて「読む」「書く」「聞く」「話す」の4つの能力があります。

 

学校ではそれを「読む」「書く」「聞く」「話す」の優先順位で授業を進める場合が多いのです。

 

筆記試験で採点するため、このようになっているのでしょう。

 

でも学校を卒業して筆記試験を受ける必要がなくなってしまいますと、

 

「聞く」ことと「話す」ことが出来れば満足するという人が多いのではないでしょうか。

 

つまり4つの能力のうち、

 

多くの人が特に身につけたいと思っている「聞く」と「話す」が後回しになっているのです。

 

あまり使うことがない「読む」と「書く」能力は、

 

卒業してから何年も経っているのに割と出来たりすることからも実感できるのではないでしょうか。

 

 

つまり、学校でやっていたことは未だにある程度は身についているということ。

 

 

自分が話せないのは「読む」「書く」を中心に勉強してきたからであって、

 

「聞く」と「話す」の時間が短かったからです。

 

決して"英語のセンス"なるものが欠如していたからなどではありません。

 

学生時代に学校の先生から「お前は英語センスがない」といわれた方、それはその先生の指導が間違っています。

 

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