大学入学資格検定 だいがくにゅうがくしかくけんてい

2004年度以前の日本で実施されていた、大学に入学する学力の有無を判定していた試験。

 

通称「大検(だいけん)」。

 

科目数は国語、数学、外国語、地理歴史、公民、商業、工業など合計11〜12。

 

現在は廃止され、2005年度より高等学校卒業程度認定試験(高認)に移行している。

 

習熟度が低い生徒が多く、そのような人たちに対して寛容な高校に入学し、その後もまったく勉強をせず卒業した生徒は『高卒』で就職でき、高校に通わず大検に合格しているという人が『中卒』ということで何度も履歴書を出しても就職できないということが頻繁に起きている。

 

 

筆者の知人で高校卒業間近までニューヨークで過ごしていたが、事情があり卒業できず帰国した後、大検に合格し、TOEICスコア880となっても『中卒だから』という理由で就職できていない者がいる。

 

 

例)
A:「って、15歳から雑誌の専属モデルだったから学校はあまり通ってなかったらしいよ」

 

B:「でも大検に合格してるよ。超アタマいいじゃん!」

 

 

 

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