例外 れいがい
通例にあてはまらないこと。
大抵のことに関して例外というものがある。
想定外なことが起きた時などに使う場合もある。
そう言うことで、「自分の想定が甘かった。」という批判を受ける前に、
「誰もが予想がつかないであろう、極めて異例な状況だった。」
という雰囲気をかもし出せる可能性がある。
「例外だが認める」などと言うと、
「認めた側が融通を利かせて特例を認めてやった。」という立場になりがちだが、
場合によっては「最初から例として上がっていなければならないこと」ということもあるので、
偉そうな立場をとりたがるものには注意しなければならない。
英語など語学で文法や発音などを学んでいるとき、
「必ず全てがその法則に当てはまる」などということは無いので、
「あまり法則にとらわれずに例外ごと慣れてしまえばいい」というものも多く存在する。
気をつけなければいけない例外と気にしなくていい例外があることを、
指導する側は明確にしなければならない。
ただ単に知識をひけらかしたいだけで例外を説明しだすと、聞いている側は混乱するだけになる。
指導者の質が問われる問題である。
例)
生徒A:「あの英語の先生、文法の話になると『ただし例外がある』っていつも言うよな」
生徒B:「法則より例外の方が多くね?全然法則じゃねえじゃん」
生徒C:「例外をたくさん知ってるって自慢したいんだな。この先生の授業、本当にわかりにくいよな」