ウムラウト ドイツ語:Umlaut
ドイツ語で母音 a/o/u の上につけて、その変音であることを示す符号。
ウムラウト記号。
この言葉を覚えたからと言ってドイツ語が話せるようになるわけではない。
語学学習の時に出てくる言葉だが、「ウムラウト文字」という言葉を知らない、
あるいはドイツ語を読むことが出来ないが、ドイツ語を話すことは出来る、と言う人は少なくない。
「まずはドイツ語学習用の専門用語の知識を増やすこと」だと考えているようでは、
語学習得は難しいものになる可能性が高い。
電子機器でこの文字を表示させる必要がある技術者たちが、
「日本語やアルファベットは表示できてますが、ウムラウト文字が正しく表示されません。」
「ウムラウト文字はセグメントの関係上表示させることが出来ないから、
アルファベットに置き換えて表示させるようにしよう。」などと使う場合が多い。
例)
A:「ドイツ語の文字の上のところに変なマークみたいなのが付いているだろ?あの文字、ウムラウト文字って言うんだよ」
B:「そうなんだー。ドイツ語を習わない私にはまったく必要ない知識だね!で、君はドイツ語しゃべれるの?」